畳の効果・特徴
畳のある和の空間に足を踏み入れた時、本能的に心がやすらぎ、『気持ちいい』 『気持ちが和む』という気分にさせてくれます。畳は見て感じ、触れて感じ、嗅いで感じ、人間の生理的条件に合い、さわやかな香りとともにリラックス効果抜群です!
い草・畳は空気浄化などの機能を持っており、改めてその機能が見直されています。
- 高い断熱性と保温性
- 5センチほどの厚さの畳床にはその材質に空気がしっかり詰まっています。
空気は熱を伝えにくいため夏涼・冬暖の環境を実現できます。
- 吸放湿効果
- 畳は空気を含むと同時に湿気を吸ったり吐いたりして、部屋の湿度を調整する働きを持っています。
だから夏は涼しく、冬はあたたかいという畳の利点を生み出しているのです。
畳は高温多湿の日本の気候に最適な床材です。
- リラックス効果と空気の浄化機能
- 畳の素材であるイグサは畳のすがすがしく懐かしい香りを感じさせる鎮痛効果があります。
また、畳には空気中の二酸化炭素を吸収する性質があります。部屋の空気をクリーンにする「自然の空気清浄機」となるのです。
畳は空気を浄化しながら、私たちに森林浴と同じようなリラックス効果をもたらしてくれるのです。
- 吸音効果
- 畳には音(振動)を吸収する効果があります。
衝撃を弱くする弾力性に加え、この吸音効果があるから、畳の部屋はいつも静かで、少々乱暴に歩いてもその震動や足音が弱まるのです。
- 弾力性
- 畳の表(畳表)のイグサが空気をたくわえ、フカフカした感触を生み出しています。こうした空気がクッションとなり、寝ころべば心地よく、転んだときでも衝撃を和らげてくれるので、お年寄りや小さなお子様が転倒しても安心です。